バイナリーオプションの3つのメリットについてご紹介します。
日本国内においてもバイナリーオプションを提供している会社が増えてきており、以前のように単なるFXとは異なる新しいサービス、という考え方ではなく、広く知られるようになっています。
このバイナリーオプションが広く知られるようになった理由はいくつか考えられますが、それは、バイナリーオプションにはいくつものメリットがあったからでしょう。
まず、バイナリーオプションのメリットをピックアップしていきます。
バイナリーオプションには、どのような相場であっても利益を出すことができ、損失を限定できます。
そして勝率を上げられるというのもメリットだといえます。
どんな相場でも利益を出しやすい
バイナリーオプションのメリットであり、どのような相場でも利益が出せるという点です。
バイナリーオプションでは、可能性の高い予想には利益が少ないのですが、可能性の低い予想には利益が高くなります。
ただし、可能性が高く利益が少ないとしても、FXよりも資金を抑えながら、なおかつ大きなリターンを期待できます。
まず、バイナリーオプションにおいては3つの戦略が用いられます。
バイナリーオプションの3つのモデル
ハイリスク・ハイリターンのモデル
現在のレートに比べて相場が大きく変動する、ということを予想しており、可能性の低い分だけ最大で投資金額の20倍という大きなプラスを期待することができます。
ローリスク・ローリターンモデル
現在のレートからはあまり値動きのないレンジ状態を予想しているものです。
可能性は高いのですが、リターンは少ないものになります。
ミドルリスク・ミドルリターンモデル
これは現在のレート、そしてある程度の値動きが予想されているもので、最大4倍のリターンを期待することができます。
バイナリーオプションでは利益率の最も低いとされるローリスク・ローリターンのモデルであっても、利益率が1.2倍ほどあります。
1万円の投資でも、1000円から1200円のリターンがあるということです。
バイナリーオプションは損失が限定できること
バイナリーオプションの大きなメリットとしては、やはりこの損失が限定できるということがあります。
バイナリーオプションでは思惑が外れてしまい、投資金額すべてをうしなってしまいます。
しかし、それは逆の見方をすると、それ以上の損をすることがないのです。
FX取引の場合には、レバレッジを効かせることによって大きな利益を得ることもできます。
しかし、思惑が外れてしまうと、証拠金よりも多くの損失を出してしまうこともあります。
バイナリーオプションであれば、思惑が外れてしまった場合の損失というのは、一定以上にはなりません。
そしてロスカットもないため、自分の意志によって損切りなどをしなければ購入した分のチケットはそのまま維持されることになります。
資金管理を徹底する
資金サイズを正確にしっかりと把握して管理さえしていれば、バイナリーオプションというのは損失を限定して大きな利益が見込めるというとても魅力的な金融商品なのです。
日本の金融庁における認可を受けているバイナリーオプション提供会社では、FX取引も行っています。
値動きはバイナリーオプションもFXも同じになります。
つまり、これまでにFX取引によって培った値動きに必要な知識をバイナリーオプションにおいても活用することができるということです。
このような理由からも、FXによって値動きなどをある程度把握できる、という人であれば、とてもおすすめなのがこのバイナリーオプションなのです。
バイナリーオプションの注意点やその対策
バイナリーオプションは初心者でも利益を出しやすいものの、注意点や対策といったものもあります。
バイナリーオプションは、数ある投資商品においても、シンプルかつローリスクではあります。
そのため、気がついた時にはついついゲーム感覚で何度も取引をしてしまうこともあります。
さらに、二択の予想が当たれば良いというギャンブル感覚での取引になってしまうこともあります。
そのようになってしまうと、利益を確実に積み上げていくというのが困難になります。
慣れてきても油断をしない
取引に慣れてコツを掴むと、利益をより大きくしていきたいと思うものです。
その結果、取引回数、投資額が大きくなるものです。
ただ、バイナリーオプションは予想が外れた時には、投資金は全額没収になりますので、そのような大きな取引の際に負けが続いてしまうとあっという間に損失が膨らむということにもなりかねません。
バイナリーオプションで熱くなりすぎない
熱くなりすぎずに、冷静に取引に挑むというのがとても重要なのです。
いくらシンプルな取引ルールが特徴とはいっても、バイナリーオプションも投資商品であるということを忘れてはなりません。
しっかりと結果を出していくためにも、従来の投資取引と同じように、根拠をしっかりと持って投資を行うということが重要になってくるのです。