[2019版]現在のバイナリーオプションは安全なのか

バイナリーオプションというものを最近知ったけど怖い！バイナリーオプションって本当に安全なの？

バイナリーオプションは日本に上陸して５年がたつね。過去に色々あったけど、今は完全に安全だから安心してね。

今回はバイナリーオプションがなぜ昔は詐欺と言われていたのか、また現在の安全性についてお話するよ。

バイナリーオプションが詐欺と言われるまで

バイナリーオプションの歴史

バイナリーオプションが日本に上陸して約１０年が経とうとしています。時の流れは早いよね。

一番最初に日本にバイナリーオプションが来日したのは2009年。IGマーケッツ証券が日本にバイナリーオプションをスタートさせました。

バイナリーオプションはFXや株式に比べ、リスク管理などがしやすいことからトレーダー達に受け入れられてきました。

国内業者もバイナリーオプションサービス開始

海外でバイナリーオプションが流行り、日本にもその波が少しずつ迫ってきていました。

その時、日本の証券会社であるGMOクリック証券や、FXトレードフィナンシャルがバイナリーオプションに目を付けたのです。

海外業者が２００９年に日本に来日して、その１年後には日本の証券会社もバイナリーオプションに参入しています。

この時の日本と海外業者の違いといえば、最短６０秒取引があるか無いかの違いくらいでした。

この時代のバイナリーオプションは詐欺など流行ってなかった！？

この頃のバイナリーオプション業界には、詐欺といった言葉は出てきていませんでした。逆に、日本にもバイナリーオプションという為替取引方法が浸透始め、知名度も徐々に増えて行っていました。

日本国内でのバイナリーオプション規制が開始

バイナリーオプションを日本国内でサービスやるなら、金融庁が指定したルールを守ってね。

ルールを守らないと金融ライセンスの登録はしてあげないから、日本でバイナリーオプションの運営はできないよ。

バイナリーオプションの投資方法に問題が…

バイナリーオプションという投資方法に関して、取引を申し込んだ後に、トレーダーの有無で、権利放棄ができない、ある一定の時間を経過した際に、予想が外れていれば、投資金は全て損失する。

この内容が日本の投資の観念から問題があり、日本では、バイナリーオプションを規制することを発表しました。

バイナリーオプション国内運営規制内容

バイナリーオプションはギャンブル性高くて危ないから、この規制は守れよ！

一回の取引時間を最低2時間以上に引き延ばし
権利行使価格（取引申し込み基準）を複数選択させる事
取引満期を迎えるまでに、トレーダーの権利放棄（取引強制終了）の機能の催促

海外業者は国内規制を守らなかった

日本ではなく海外で運営して尚且つその国の金融ライセンスを取得しているから日本に規制される筋合いないよ

バイナリーオプションを運営しているサーバーは海外にあるから日本の法律は適応されないよ＾＾

日本の金融庁は海外バイナリーオプションを嫌いました。その理由として、もし利用者間でトラブルなどが発生した場合に、海外バイナリーオプション業者に対する対処が難しいためです。

金融庁が、海外バイナリーオプションは危険と告知

海外のバイナリーオプション業者は、国内のライセンス取得していないし、資金がどこに行っているか分からないから危ないし危険です！

海外のバイナリーオプションで取引するのは危険なので辞めましょう！やるなら国内バイナリーオプションだ！

日本の金融庁が海外バイナリーオプションが危険という告知を数か月間に渡り流した結果、バイナリーオプション＝危険という印象が国民にはついてしまいました。

この段階でもバイナリーオプションは詐欺の痕跡はなかった！？

この時、海外バイナリーオプション業者は複数日本に参入してきており、バイナリーオプションが日本で流行っていました。
バイナリーオプションが詐欺を行っていた痕跡もなかったが、金融庁の作戦により、バイナリーオプション＝詐欺というイメージが定着していくこととになりました。

規制は関係なし！海外バイナリーオプション大人気！

海外バイナリーオプション業者は日本の金融庁より危険と告知されてなお、海外バイナリーオプション業者の勢いが止まることはありませんでした。

✅ 危険でもOK！海外業者大人気のワケ！

取引最短60秒の楽しさ！
口座開設が簡単！（郵便物等届かない）
入出金も早い！
単純に勝ちやすい！

もはや海外バイナリーオプション業者をやらない理由がありませんでした…。

突如現れたリアル詐欺業者「オプション99」

突如現れた、海外バイナリーオプション業者「オプション99」。

この業者は、日本に参入するも、膨大な広告費を使い、日本に向けてPR活動を行った。その中で、2チャンネルを使った（ステマ）がヒットし、一気にオプション99の知名度は上がった。

オプション99のステマ

広告内容が、2ちゃんねるの呟き風にされた嘘の広告だった。この２ちゃんねる風広告のおかげで、オプション99は一気に世に広まった。

オプション99、出金拒否

オプション99は、見事広告出稿に成功して一躍有名となりました。

しかし、オプション99は入金した資産、取引で得た利益の出金拒否をするようになりました。

消費者センターへの問い合わせも急増

バイナリーオプション取引に関する消費者センターへの問い合わせ急増
消費者センターへ「海外バイナリーオプションで出金がされない」という問い合わせが急増しました。

このことがキッカケで
「バイナリーオプションは詐欺だ」
「海外バイナリーオプション業者は危険すぎる」

というバイナリーオプション全体が詐欺という噂が立ってしまったわけです。

✅ オプション99が出金拒否をした理由とは？

元々バイナリーオプションで詐欺を働くために行った
予想以上にアクセスが集中し、人員が足りず対応できない状況に
システムエラーを一時的に引き起こしてしまった

など詐欺以外の理由も考えられそうです。しかし利用者側からすれば、出金がされない時点で詐欺と認定されてしまうので仕方ありません。

しかしこの事件が原因で、バイナリーオプションは詐欺という情報がネット上で広がり、バイナリーオプションをやったこともない人達ですら、詐欺呼ばわりしている状況です。また、日本が海外バイナリーオプション業者に対して注意喚起を行っているのも後押ししています。日本からすれば好都合かもしれませんね。

これがバイナリーオプションが詐欺という印象が付いてしまった理由です。

[2019年]バイナリーオプションは安全なのか

現在は被害件数もほとんどなく、バイナリーオプション自体の信用も取り戻しつつあるようです。詐欺業者も今のところ無いと言っていいでしょう。

しかし、今現在「ボーナス制度」が問題視され、詐欺といわれているケースがわずかにあります。

バイナリーオプションの出金条件制度

入金ボーナスの仕組み
いくつかのバイナリーオプション業者が行っているボーナス方式であり、初回入金時限定で、入金額に対してボーナスが追加されるサービスです。
しかし、ボーナスを受け取ると出金条件が発生し、その出金条件を満たさない限りは出金には応じてくれません。

この出金条件をよく確認しておらず、入金してボーナスを受け取り、出金に応じてもらえないという問い合わせが後を絶っていません。

これは利用者側の確認不足であり、詐欺ではないのですが、ネット上では詐欺案件として報告されていたりします。